花咲く着物女子

格式高い着物レディー

正しい着物のメンテナンス

着物で外出する時には、当日の天気予報を常に確認してなるべく雨の日に着ない事が望ましいですが、自然相手なので外出中に降雨にあったりという事も良くあります。洋服の場合と異なり、雨を受けると着物や小物のダメージは大きいです。雨の対策として底が革製の草履はやめておくとか、水濡れると弱い生地着物は着ない等が必要になります。食事やデートで飲食店等に入ったら、座面の汚れを確認して座ります。テーブルのお皿から自分の小皿に取るときには、袖に食べ物などが付着しやすいので、もう片方の腕で袖口の下を抑える等、絶えず注意が必要になります。自分ではかなり気を付けていたつもりでも、脱いだ着物をよく眺めると小さい汚れがあちこちに着いていたりします。

正しい着物のメンテナンスとしては、まず着物をハンガーに掛け軽くホコリを払って半日程度、風通しの良い場所にかけておきます。ハンガーは和服専用の衣紋掛けにかける事が理想ですが、針金のハンガー以外の洋服のハンガーを代用しても大丈夫です。針金のハンガーは金属に引っかけて着物が傷ついたり、針金ハンガー自体が着物の重みで折れ曲がり着物の形が崩れる原因になります。着物をハンガーにかける事で、自然に汗を乾燥させシワを伸ばせます。一度着ただけで、目立った汚れも無いようでしたら、着物を丁寧にたたみ「たとう紙」で包み桐の箪笥にしまいます。もし、汚れやシミがついていたら、まず何のシミで何時着いてしまったか思い出す事が必要です。

可能なら汚れやシミがついた時点で慌てずに処置をして、汚れの種類をメモしておく事も大切です。和装の正しいメンテナンス方法には、様々な方法がありますが、お酒やジュース・ビール等をこぼしてっしまった時は、ハンカチやティッシュを軽く上から当て吸い取る様にして、決して押さえつける事のない様に注意します。何度かハンカチやティッシュを取り換えて水分が取れたら、お店の人にぬるま湯を用意してもらって、軽く浸した布を上から数回叩くと効果的です。その場で処置が出来なかったり、後から気付いた汚れやシミは、汚れの種類が油性か水性かによって対処が異なります。

油性の場合はベンジン等で落としますが、専門の業者の方に依頼したほうが確実です。水性の場合は中性洗剤を15倍程に希釈した物を用意します。下に綺麗なタオルを敷いて、縫い代等で色落ちしないかのテストをします。まず、使わなくなった歯ブラシで希釈した中性洗剤を取り真上からトントンと軽く叩きます。2~3回繰り返して、下のタオルに色が移っていなかったら大丈夫です。テストの時よりも少し強めに上から叩いて、タオルを移動させながら汚れを取り、最後に水の入った霧吹きで洗剤を落とします。